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※手術の写真を掲載しておりますので、
苦手な方はご注意ください。

腹腔鏡下での避妊手術
近年、動物の医療の現場でも人医療の外科手術で広く行われている腹腔鏡下での手術が行われるようになりました。
腹腔鏡手術とは腹部に3-10mm程の切開を数カ所加えて、そこから専用カメラ、器具を入れて専用モニターで拡大された映像を見ながら手術を行う方法です。当院でもメスの避妊手術、膀胱結石摘出、肝臓生検、胃の腹壁固定、などで腹腔鏡手術を行いますが予防的避妊手術で行われることが一番多いです。
予防的避妊手術では通常3-10mmの切開を2-3箇所腹部に加えて手術を行います。手術でできる傷口は通常行われる避妊手術よりも小さくなるため、基本的に術後の回復が早くなり、手術当日の日帰り手術も可能です。また拡大された映像を見ながらの手術ですので安全性が高いです。
わんちゃん、ねこちゃんどちらでも腹腔鏡下避妊手術は可能ですが、身体の大きさが非常に小さい子は適応外になることもありますのでまずご相談ください。
動物医療センター赤坂
獣医師 西田
写真は抜糸直前のミニチュアダックスフンドの子で、3箇所切開で子宮卵巣摘出術を行いました。赤線が通常の開腹下避妊手術の切開ライン、青線が腹腔鏡下避妊手術での切開ラインです。
東京都港区赤坂7-4-12 TEL:03-5545-5119
ネット予約はこちら>> https://pet.apokul.jp/web/165/reservations/add

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